外壁に走るひび割れは、幅・深さ・種類によって補修方法が異なります。適切な診断と工法の選択が、補修の長持ちにつながります。
幅0.2mm未満の細い線状のひび。表面だけの場合が多く、早期発見で補修範囲が小さく済みます。
幅0.3mm以上の深いひび。躯体まで達している可能性があり、雨水侵入・鉄筋腐食のリスクが高くなります。
ひび割れから雨水が浸入すると、内部の鉄筋が腐食して膨張し、コンクリートの爆裂・剥落を引き起こします。また、建物内部への雨漏りにつながるケースもあります。ひびが細くても、早めに充填・塞ぐことが長期的なコスト削減になります。
ひびをU字型に溝切りし、バックアップ材を挿入後にシーリング材を充填します。建物の動きに追従するため、再発しにくい工法です。
低圧注入器でエポキシ樹脂をひびの奥まで充填します。躯体内部まで達したひびを内部から固め、構造的な強度を回復します。
ヘアクラック程度の細いひびは、表面にシール材を塗布して水の侵入を防ぎます。下地へのダメージが少ない場合に適した工法です。